製品情報

カメラ&測定ソフト

IMAGEX-S2M

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顕微鏡デジタルCCDシステム
別途御見積
YESRoHS対応状況

製品資料

特長

  • 顕微鏡、覗くだけから「見える化」へ、そして、検鏡像を「測れる化」へとサポートします。使いやすさと高機能を追求した顕微鏡用デジタルカメラシステムです。
  • カメラはCマウント、1/1.8″カラーCCD、200万画素、15fps(フレーム/秒)、USB2.0採用です。
  • 顕微鏡への接続は、接眼鏡筒の内径が23.2㎜および30㎜であればアダプタ装着で可能、Cマウント経由でも接続できます。
  • 顕微鏡以外にもCマウントアダプタ経由であれば三次元測定機(マニュアル)や硬度計の光学系カメラヘッドとして搭載することができます。

仕様

全体 標準構成 200万画素カラーCCDカメラ(USB2.0)
ソフトウェア(CD-ROM)
接眼鏡筒取付用アダプタ
USBケーブル、インストールガイド、校正用レチクル
カメラ 撮像素子 1/1.8″CCD(カラー)
有効画素数 200万画素(1628×1236)
ホワイトバランス 自動またはマニュアル調整
フレームレート 15fps
マウント Cマウント
外形寸法 W51×H51×D48.8㎜
質量 約0.145㎏
ライブ(動画) 画像調整 自動/マニュアル露光調整(シャッター、ゲイン、シャープ)、ホワイトバランス(自動/マニュアル(赤ゲイン、青ゲイン))、コントラスト
画像取込 通常取込、ハレーション除去取込、セルフタイマー取込、X・Y座標入力取込、Z座標入力取込
レチクル表示 中心線、ものさし(X・Y)、スケール(X・Y)、同心円、角度(クリック&ドラッグで移動可、画像への書込可)
ライブ計測 2点間距離(長さ・角度)、3点指定円(半径・直径・中心・面積・周囲長)、四角(縦・横・面積)、多角形(縦・横・面積・周囲長)、楕円(半径(縦・横)・中心・面積・周囲長)、角度(3点・4点角度)、3点円弧(半径・直径・中心・角度)、垂直線距離、平行線距離、円中心間距離、任意形状(周囲長・面積)、点(座標・個数カウント)
計測テンプレート 上記計測コマンド・読込
タイムラプス 枚数/総時間/取得間隔等の設定による自動静止画取り込み、動画(疑似)変換・再生可能
画像保存 静止画、動画(圧縮AVI形式)
画像サイズ ※圧縮AVI形式を作成するには、別途コーティックのインストールが必要です。
その他 照明ムラ補正・画像上下/左右反転・画像180°回転・現在設定の保存反映
計測機能 手動計測 2点間距離(長さ・角度)、3点指定円(半径・直径・中心・面積・周囲長)、四角(縦・横・面積)、多角形(縦・横・面積・周囲長)、楕円(半径(縦・横)・中心・面積・周囲長)、角度(3点・4点角度)、3点円弧(半径・直径・中心・角度)、垂直線距離、平行線距離、円中心間距離、任意形状(周囲長・面積)、点(座標・個数カウント)
自動エッジ検出 エッジ検出方法(最大/固定輝度差・自動/固定2値化・2次微分0点)、サブピクセル(線形補間・バイキュービック)、フィッティング方法(最小二乗法・ハフ変換)
計測テンプレート 各種計測コマンド保存・読込
ラベリング計数 ラベル数、始点、終点、中心、フェレ、面積、円相当径、重心、周囲長、包格、円形度、サイズ、流体直径、凹凸度、線形度、絶対最大長、対角幅、切断長、針状比、方位角、モーメント、方向、楕円、穴数、面積率、水平弦長・等分径、垂直弦長・等分径、穴を含む面積・周囲長、重心から輪郭までの距離、外接長方形座標、処理範囲の総面積、抽出面積、処理範囲に対する抽出面積の割合
計測結果詳細表示 一覧詳細表示、2図形選択による相対情報表示(角度・交点・中心間距離て、平均距離等々)、出力形式:クリップボード(画像・計測線・テキスト・表)、CSV保存・編集、Excel転送
画像処理 画像補正 明るさ、コントラスト、色相、彩度、ホワイトバランス、色抽出、同色抽出、濃度変換、ネガポジ反転、グレー変換、2値化処理(白黒/疑似2値画像、自動2値化、単一しきい値/2しきい値)、画像回転(水平・垂直回転・90°回転・任意角度補正)、ぼかし、モザイク処理、シェーディング補正、拡大・縮小
画面表示 サムネイル表示(表示位置可変)、全体画面表示/ズーム表示、2画面表示、ガイド表示(クロスカーソル表示)、縮尺(グリッド)表示、スケール表示、画像中心点表示
画像解析 濃度断面表示(処理範囲内・縦断面・横断面)、濃度投影表示(縦投影、横投影)、ヒストグラム表示、拡大ウインドウ表示(16×16、32×32、64×64、128×128、256×256)、3D表示
濃淡フィルタ 最大値、最小値、平均値、中間値、ソーベル、ラプラシアン、ガウシアン、グラディエイト、ソート、ロバーツ、鮮鋭化、ローパス
2値フィルタ 膨張、収縮、排他的膨張、細線化、孤立除去、孤立抽出、平滑、輪郭抽出、収縮(縦・横)、端点抽出、反転、穴埋め
画像編集 画像間演算 ABS、AVE、MAX、MIN、AND、OR、XOR、SUM、DIV
画像比較 自動フィッティング、微調整、差分画像のみ表示可能
処理範囲設定 直線、四角形、多角形、円、楕円
校正(キャリブレーション) 円径、目盛(X・Y)による実値補正(自動エッジ検出による)、手動入力
画像編集 アンドゥ・リドゥ機能、画像コピー、画像ペースト、画像複製、簡易画像書込(四角形・多角形・円・楕円・矢印)、ペン機能(サイズ・色選択、スポイト)、テキスト入力(フォント・サイズ・文字色・背景色選択)、定型テキスト入力(現在/撮影日時、ファイル名、定型テキスト)、吹き出し入力
画像ファイル ロード/セーブ:BMP、JPEG、PNG、HTML
画像記録 計測線、テキストを画像に書込保存
印刷機能 指定倍率印刷(倍率設定、画像表示位置、コメント、タイトル入力可能)
メール機能 任意・全画像添付送信、HTML形式保存・送信、JPEG変換、LZH圧縮
画像ビューワー ファイル・フォルダ内表示、転送
画像合成 画像連結 特徴点任意設定・回転補正による自動フィッティング
焦点合成 全焦点画像合成、高さ色別表示可能
動作環境 OS WindowsVista、WindowsXP または Windows7 日本語版(出荷時にメーカープリインストールされたもの)
CPU Pentium4-2GHz以上推奨(動画録画:Core2Duo-2GHz以上推奨)
メモリ 512MB以上推奨(動画録画:1GB以上推奨)
ディスプレイ 解像度1024×768以上・True Color(32bit)
USBポート USB2.0標準装備
その他 CD-ROMドライブ・HDD:1GB以上の空き容量・ビデオメモリ:32MB

高機能ソフト Image X Earth 主な特長

画像連結機能

隣り合う複数の画像をつなぎ目が目立たない滑らかな広視野画像に合成(つなぎ合わせ)しますので、実視野が狭い顕微鏡でも広視野観察が可能になります。合成位置を指示して自動フィッティングするだけで、誰でも簡単に画像連結を行えます。連結後の画像においても計測可能です。

焦点合成機能

顕微鏡画像は焦点深度(ピントが合って見える範囲)が浅いため、被検物の全体像の把握が困難ですが、焦点合成機能によりピントが異なる複数画像を合成し全域にピントが合った画像表示が可能です。また、画像撮影した際のZ軸位置を数値入力することにより、高さ方向をイメージしたカラー表示も可能です。

ライブ画面表示(フルサイズも可能)

フルサイズ(最大)でライブ画像を表示できますので、モニタ上での外観検査に便利です。

画像処理

撮影画像の2値化処理や回転・傾き補正、画像へのコメント入力(書込み)、画像の色合い・鮮やかさなどの微調整が可能です。

画面内計測

使用頻度が高い基本的な13種類の計測コマンドと自動エッジ検出機能※により汎用性が高い計測ができます。
※ライブ画像では行えません。

検査表作成(Excel連携)

Excel上の任意セルにデータ転送されますので検査表作成を強力にサポートします。

画面内計測(キャリブレーション機能付)

13種類の基本的な計測コマンドから選んだ後は、マウスクリックするだけで顕微鏡画像の画面内計測ができます。

自動エッジ検出

対象被検物のエッジ周辺でマウスクリックした後、自動エッジ検出ボタンを押せば瞬時にフィットします。

計測テンプレート

個々の計測コマンドにおいて画面上に表示される計測線はテンプレートとして保存(同一画面内で計測線が複数存在する場合は一括保存)できます。

タイムラプス・タイマー機能

顕微鏡画像の撮影では、常に作業者がその場にいることができないケースもありますが、本システムは無人による長時間撮影を可能にします。
※ 連続したタイムラプス画像をつないで疑似的動画を作成し、AVI形式ファイルとして再生・保存できます。

ライブ画面におけるリアルタイム計測

保存した画像から計測することもできますが、ライブ画面時にも計測できますので、すぐ計測結果が知りたい場合に非常に便利です。

画像調整機能

顕微鏡画像をよりきれいに撮影保存するため各種設定が可能です。

比較検査に便利なレチクル表示

ライブ画面に表示される画像に中心線・ものさし(X・Y軸)・スケール(X・Y軸)・同心円(複数)・角度線を表示(個別または同時)することができ、線種・色・ピッチ等の詳細設定も可能です。

動画撮影機能

顕微鏡下の被検物の静止画画像はもとより、動いている被検物の撮影も可能なため、経時変化や微小な動きを確実に記録します。