製品資料
説明
細かい粉末状の形状で分散されたET(ElectronTrapping)剤を含有したもので、これは赤外線を受けると可視光を発し肉眼では見えない赤外線の形状や入射光の強弱をそのまま示すので、いろいろな種類のレーザーやLEDから発する赤外線の位置検出やパターン識別に極めて有効です。ビームの空間分布を観察することが出来、赤外線のパターンを写真で撮ることも可能です。ラミネートされたプラスチックシート内にET剤を含有したもので、透過型-T(ET剤を透明プラスチックでサンド)、反射型-R(ペーパー上にET剤を塗布し透明プラスチックでサンド)があります。プラスチックによる反射を避けたい場合は、プラスチックの上にET剤を塗布することも可能です。またそれぞれに-Wタイプがあり、標準の2倍の濃度のET剤が塗布してあり、さらに明るく発光するので、微弱な光の検知に適しています。普通の室内光において1分以内に励起されますので、実際は常に充電された状態になっています。また、これらの新材料は極めて明るく発光するため、通常明るいところで使用でき実用的です。放射されたオレンジ光や青色光は最大強度が制限され、また有害な放射線を含んでいないため、全く無害です。