2022年10月11日

お客様各位

日頃より中央精機株式会社のホームページをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

売上上位製品として ゴニオステージ、傾斜ステージ をご紹介いたします。
普段使用されていない、使用したことがない製品であるかもしれません。
こんな製品もあるという参考にしていただければ幸いです。

これからもより見やすく、利用しやすいホームページを目指し、お客様に役立つ情報を掲載してまいります。

ゴニオステージは以下の特長を持つ手動ステージです。

■ステージ面の上空に回転中心があり、そこを中心に弧を描くように回転。

■回転中心からステージ面までの距離（回転中心距離）とステージ面のサイズで、移動量（回転する角度）が決まる。同じ移動量をとる場合
・ステージ面が小さいと回転中心距離は短い
・ステージ面が大きいと回転中心距離が長い

■回転中心距離の異なる2製品を組み合わせ、回転中心を一致させた2軸のゴニオステージも構成。

■ハンドル操作でステージ面を移動させる送り方式には2つの方式がある。
・ウォームギヤ
ウォームホイールとウォームギヤによる駆動。移動する上テーブルの一部をウォームホイール形状にして、ウォームギヤの延長上にあるハンドルで回転させます。
・複合カップリング機構
ウォームギヤに替わり送りねじと直進運動を回転運動に変換する特殊な連結部品を採用。駆動トルクが小さく、ウォームギヤによる方式より高分解能です。


■ステージ面の上空ではなく水平面上で移動する横型ゴニオステージがステージ面のサイズ違い、移動量の違いで6製品ある。

ゴニオステージの製品紹介ページへはこちらから（別ウインドウで開きます）

傾斜ステージは以下の特長を持つ手動ステージです。

■上ステージとベースの間にあるボールが傾斜の支点になります。製品単体で2方向の微動（アオリ調整）ができます。

■アオリ調整の方法としてアオリねじ、マイクロメータヘッドの2種類があります。
・アオリねじの製品　　　　　：　安価でスペースをとりません
・マイクロメータヘッドの製品：　細かい調整ができますがマイクロメータヘッドの分だけサイズが大きくなります

■アオリねじやマイクロメータヘッドを動かすと、動かした側の上テーブルだけが傾きます。2つのアオリねじやマイクロメータヘッドを同時に動かすと、動かした量に応じて上テーブルが傾きます。

■ボールのある支点付近はアオリ調整しても大きく動きませんが、アオリねじやマイクロメータヘッドのある側は動きが大きくなります。

■上テーブルとベースは、ばねで常に引っ張られた状態になっています。支点となるボールが外れるとアオリ調整の機能ができません。

■上テーブルの中央にM6またはM16のタップ穴があり、ベースにも穴がありますので貫通した状態で使用できます。

製品番号	ステージ面サイズ	送り方式	中央のタップ穴	ベースの穴
TD-302	30mm×30mm	マイクロメータヘッド	M6	φ13mm
TD-304	30mm×30mm	アオリねじ	M6	φ8mm
TD-602	60mm×60mm	マイクロメータヘッド	M16	φ28mm
TD-604	60mm×60mm	アオリねじ	M16	φ20mm
TD-902	90mm×90mm	マイクロメータヘッド	M16	φ40mm
TD-904	90mm×90mm	アオリねじ	M16	φ20mm
TD-104	125mm×125mm	アオリねじ	M16	φ20mm

ゴニオステージの製品紹介ページへはこちらから（別ウインドウで開きます）