顕微鏡/投影器/照明装置 関連

顕微鏡/投影器/照明装置 関連

工作投影器の種類

工作投影器は有効φ100㎜の十字線付スクリーンをもち、投影倍率が10倍と20倍の製品があります。
倍率の異なる2種類に対して、照明装置を内蔵したもの、別途必要なものがあります。
1. 照明を内蔵している製品
(TP100N-IR、TP100N-LR)
外部からの照明を必要とせず、単体で照明を利用できます。
スクリーンとリレーレンズが垂直な製品、直角な製品があります。

2. 照明を内蔵していない製品
(TP100N-IT、TP100N-LT)
照明を内蔵していませんので、ライトガイドなどの外部照明を使用します。
スクリーンとリレーレンズが垂直な製品、直角な製品があります。

3. スクリーンとリレーレンズが垂直な製品
(TP100N-IR、TP100N-IT)
スクリーンに正対したとき、スクリーンの真下に試料を置いて観察する製品です。
照明装置を内蔵したもの、別途必要なものがあります。

4. スクリーンとリレーレンズが直角な製品
(TP100N-LR、TP100N-LT)
スクリーンに正対したとき、スクリーンの側面方向に試料を置いて観察する製品です。
照明装置を内蔵したもの、別途必要なものがあります。

工作投影器の選択

1. 必要な倍率で選ぶ
スクリーンへの投影倍率は10 倍、または20 倍から選びます(他の倍率はありません)。
スクリーンの有効径は固定のため、投影倍率により試料の観察できる範囲が異なります。
また、同じ投影倍率でもスクリーン径が大きいものはより広い範囲を観察できます。
照明装置の有無:
試料表面を観察するときには照明装置を内蔵した製品がそのまま使用できます。照明が試料を透過した状態で観察するときには、別途照明装置が必要になります。
スクリーンと試料の位置で選ぶ:
試料の形状や工作投影器を組み込む機器に応じて、スクリーンに正対したときスクリーンの真下に試料を置いて観察するか、そうでないか選びます。
2. 工作投影器の使用時に必要なもの
サポータ(支持具):
工作投影器には支持部があり、ここを利用して固定します。専用サポータを用意しています。
工作投影器には焦点調節機構がついていますが、それを超える範囲では試料に焦点を合わせることができません。サポータには固定のほか、焦点合わせのできる上下移動機構を用意してください。
照明:
試料の観察時には照明が必要です。照明を内蔵している製品を除いては、外部から照明を導入する必要があります。
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